10月20日
「人権教育講演会」アフリカンライブ&ドラムサークル
去年もここ、五條市立北宇智小学校での
「人権教育講演会」でアフリカンライブ&ドラムサークルを開催させていただきました。
そのときは子供たち、先生、保護者の皆さんで
100名を超えたくらいでしたが、
今回は子供たち、先生、保護者の皆さんで
200名を超える参加者!
保護者さんの参加が多かったようで、関心の高さが伺えます。
リズムで繋がり広がっていきますねー!
音の会話~コール&レスポンス~
コール&レスポンス・・呼びかけ、反応する。
ファシリテーターとしての手法でコール&レスポンス、というものがあります。
例えば、僕がカウベルで『タン・タン・タン・』と叩けば、
参加者さんが『タン・タン・タン・』と返す。
今回は、ドラムサークル後半で
6年生の希望者にコール&レスポンスをやってもらいました。
まずはサクラの(笑)スミちゃんにやってもらって、
「やりたい人~!」って、僕が皆さんに問いかける。内心、、『誰も出てこなかったらどうしよ?』って思う瞬間(笑)
でも、すぐに女の子が手を挙げてくれたー。うん、最初に前に出るというのは、度胸いるよねー。
女の子に敬意を表します。
続いて何名か、そしてジョージにもコール&レスポンスをやっていだきました。
その中のひとり、男の子で『コール&レスポンスじゃなくてもいい?』と聞いてきました。
僕が『いいよ!』というと、彼はボリュームアップダウン、ランブル(とにかく早く叩く)などをして、グルーヴを整えて、自分の席に帰りました。そんな複雑なことを!素晴らしいっ!
僕の「やりたい人~!」っていう呼びかけ『コール』に、それぞれの反応『レスポンス』を見せてくれました。
レスポンスとして、勇気をもって前に出る『開拓者』が現れて、それを引き継いで『発展』させる人、
既存のものを『変革』させて新しいものを生み出す人。
ドラムサークルをしているの短い時間の中で、素晴らしいストーリーを見させていただきました。
Open your heart
ドラムサークル終了後、10分休憩後
アフリカンバンド オレダブエコ 【Olethabweko 】
ジョージ&リカコの演奏!
この10分間での転換、ちょっと忙しい(笑)
まずは
今のアフリカの状況をスライドで紹介。
きっと子供たち、アフリカの暮らしを身近に感じてくれたことでしょう。
去年同様、ジョージ&リカコからの深いメッセージを感じます。
どこの国の人も『同じ人』ということ、
同じ人として、自分がもらって嬉しいのをギフトとして贈る。
それはモノであっても、思いであっても、行為であっても。
・・ということをメッセージの中に含んでたと思います。
みんな立場が違うし、環境がちがうし、受け取り方も、感じ方も違う。
究極はハートをオープンにして、
自分ができる最大限の敬意を表すことが重要だと、、リカコのお話を聞いて感じました。
let's dance!~ダンス!ダンス!ダンス!~
ライブ後半で、「Jambo Bwana」という曲を一緒に歌ったり、踊ったりする。ということになっていました。
まずはリカコが踊る、ダンスしたい人を促す。。
実は、去年も同じような場面がありました。去年はなかなか前に出てこない子供たちでしたが、
今年はすんなりと4名ほどでてきました。
最後、アンコールではほとんどの子供たちがダンス、ダンス、ダンス!日常の生活で、これほど発散できる時間って、あまりないんじゃないでしょうか?
コール&レスポンス・・僕たちの呼びかけに、見事に心を開いて応えてくれたように思います。
呼びかけに、反応する・・。毎日、どんなときも、人は呼びかけあって、反応し合っています。
去年の、同じ「人権講演会」からこれまで、ドラムサークルウィーク、アーサーが来たときのドラムサークルを経て
また、今回の「人権講演会」1年を通して関わらせていただいたことに感謝です。
その一年間で、呼びかけ合って、反応し合って、
どちらかが一方的ではない『対話』の重要性を気がつかせていただきました。
子供たちのダンスと笑顔というギフトをいただいて、気持ちの良い時間。
ドラムサークルやってて良かったーっていう時間。。いや、生きてて良かったーっていう時間です。
今回の僕たちから子供たちへの呼びかけが、時をこえて僕たちの中に返ってくるでしょう。
また、子供たちから僕たちへの呼びかけも、時をこえて時代をこえて、子供たちの中に返っていくはずです。
やはり『自分ができる最大限の敬意を表すことが重要』ですよね。
もし最大限の悪意をもって呼びかけたら、最大限の悪意が返ってきますから(笑)
自分は『宇宙の中の一部分』であるならば、目の前の人も『宇宙の中の一部分』
何も怯えることもないし、傷つけることなどは愚かなことでしょう。
他者に敬意を表すことは、自分に敬意を表すことだと思います。
つまり自分を愛せない人は、他人を愛せないっていう理屈になりますねー。
また12月に逢いましょう
ありがたいことに、
また12月にこちらでドラムサークルをする予定になっています。
そのときは今日の出来事を子供たちなりに昇華し、
いろんな経験をし、
成長している姿で逢えることと思います。
それは、僕たちも同じこと。
子供たちに
「おっちゃん、成長したなー」って思われるように
頑張ろうっ!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
※次回のコミュニティドラムサークルは11月6日(日)18:30~いかるがホールです。